こんにちは、むさしです。
このブログをご訪問頂きありがとうございます。
奈良公園の鹿たちもインバウンド観光客に翻弄されています。

すぐ隣の県立美術館に「中村正義展」を見に行ってきました。

「中村正義」と言っても正直、知りませんでした。
ただ、これらの絵はどこかで見てきた記憶があります。
1946年 日本画壇の重鎮・中村岳陵の画塾に入門し、22歳で日展に初入選。たちまち頭角をあらわす。速水御舟の再来とも言われ将来を嘱望されたが、その後モディリアーニやデュビュッフェ、さらにポップアートなどを自分流に咀嚼した破天荒な画風に転じ、日展を脱退、師の元も離れる。日本画壇から激しいバッシングを受け、外の世界に仕事を求めた結果、映画用の注文作品や、雑誌の表紙や、リアリズム風の絵も手がけた。

入口のみ撮影OKでした。

色遣いは本当に斬新さを感じさせます。
これまで見てきた美術展の中でも5本の指に入る素晴らしいものでした。
美術家の作品を見て思うのは「基礎デッサン力」が素晴らしいので感心します。
メモの様に残されたデッサンを見ると何でもないものでも「素晴らしい!」と思える場合が多いです。

鑑賞後は蒸し暑さから逃避です。
この日は人込みを避けて早々に帰宅しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。