むさしのブログ

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あべのハルカス・・超絶技巧、未来へ!

 

こんにちは、むさしです。

 

大阪 天王寺駅からすぐ「あべのハルカス美術館」へ

          「超絶技巧、未来へ!」 明治工芸とそのDNA 

展を見に行ってきました。

明治工芸のDNAを受け継ぎつつ新たな領域に挑む現代作家の新作を中心に展示されています。

 

改めて「明治工芸」を調べてみると

  明治時代に近代化に必要な外貨獲得のために製作された海外輸出向けの工芸品

  現代のような技術や工業製品が無かった日本は、外貨を獲得するために伝統的な工

  芸品を輸出の柱にせざるを得ず、武家社会の崩壊により巷に溢れていた将軍家や

  大名家お抱えとなっていた刀装金工師や蒔絵師等に輸出用工芸品の製作にあたらせ

  ました。

  1873年明治6年)初めて参加したウィーン万博で、彫刻・自在置物・七宝・陶磁  

  提物(さげもの)・漆器 が注目されました。

そのDNAを受け継いだ現代の作家の新作です。

 

JR鶴橋の駅ホームでは天井から霧状のミストが出ています。

この湿気の中、ありがたいですね。

 

天王寺へ来るのは何年ぶりでしょうか。

JR天王寺駅から「あべのハルカス」までは歩いてすぐです。

16階でも結構な高さがあります。

見上げると60階はやっぱり高い‥‥。

毎月、15日は「シニアデー」で60階の展望台料金が ¥1,800 → ¥1,000 になるそうです。

先日の15日(火)に見に来る予定でしたが、台風ど真ん中だったため中止しました。

但し、むさしは若干、高所恐怖症気味のため展望台には上がらなかったと思うので問題ありませんが。

早速、入場します。

通常の美術展ではなく平日であったため、高齢の方がとても多かったです。

見学しながらお喋りされているのが少し気になりました。

 

撮影許可されている作品が10点ほどありましたので、それのみ撮影しました。

 

        木彫・・・「スルメに茶碗」 前原冬樹 

          木彫・・・「吸水」 福田亨

         金工・・・「三毛猫」  吉田泰一郎

         金工・・・「銀製梱包材」  長谷川清

      ガラス・・・「あなたと私の間に」 青木美歌

         木工・・・「月光」 大竹亮峯

 

それぞれの素材を感じさせない実際の製品の質感が凄く出ていて感心させられました。

作品を完成させるのにかかった時間、工程数も想像を絶するものがあると思います。

陶磁の作品の中には2点の作品製作に3年かかったとありました。

 

 

昼食は「あべのハルカスダイニング:14F」でピラフオムレツ(エビプレート)にしました。

それにしてもあまりに駅ホームや通路が蒸し暑いので、地下の総菜売り場を見てから帰宅しました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。